確認のダイアログを表示しない: DisplayAlerts

複数のワークブックを閉じたい、など繰り返し複数の処理を行いたい場合、保存するかどうかを聞かれるダイアログボックスが一回一回表示されると自動化になりません。そこでダイアログを表示せず、強制的に処理を実行していく方法が必要です。ワークブックを閉じるのを例にとります。閉じるにはWorkbooks.Closeを指定しますが、この前にApplication.DisplayAlertsプロパティをFalseに指定します。但しこの方法を取ると連続して全てのワークブックを未保存でも閉じてしまうので、使用には注意が必要です。

Sub test()   Application.DisplayAlerts = False   Workbooks.Close              '全てのワークブックを閉じる   Application.DisplayAlerts = True End Sub